kYoKoの占いメモ

趣味が占いの変な人/適当に占いについて書いてきます

紫微斗数ってなんぞや 12宮について

今回も紫微斗数について書いていきます。

前回に引き続き,紫微斗数の基本的な宮について触れていきます。

 

 

 

 

 

前回の記事でも触れましたが,紫微斗数は「東洋版占星術」なので,生年月日と出生時間,出生地まで必要になってきます。

そこまでの条件が分かると,命盤というものが作成できます。

 

命盤とはなんぞや?

それは,あなたの人生がどんな運命なのかがわかるグラフのようなものです。

具体的には下の図です。

自力で作ることもできますが,面倒な方はアプリや作成してくれるサイトがあるので,そこを使って下さい。

 

そうすると,命盤というグラフが出てきます。

 

最初はこの命盤を見てもわからないと思います。

ですが,よく見てみると命宮,兄弟,夫妻etc…と書いてありますね。

この赤い文字で書かれた部分が計12個あります。これらを十二宮と言います。

 

今回の話になりますね。この十二宮の解説をしていきます。

命宮,兄弟宮,夫妻宮,子女宮,財帛宮,疾厄宮,遷移宮,奴僕宮(交友宮),田宅宮,福徳宮,父母宮の計12宮からなります。

この宮はそれぞれ違う意味を持ちますので,解説していきます。

 

まず,紫微斗数の一番大事になる『命宮』から

命宮

自分の性格や適正,先天的なところがわかる宮です。

簡単にいうならば,元々持っている自分を表します。

後でまた解説しますが,この宮に入っている星で,見た目や生き方などを判断していきます。

吉星が入っていれば結構いい環境やご自身の性格をちゃんと表すことができると見れますが,逆も然りですね。

 

兄弟宮

名前の通り,兄弟姉妹のことをよく表しますね。それに加えて同僚や社会運など,人気運についても表します。周りにどのような人がいるのかについて知ることができます。

特に自身で何か起業をされているならば,この宮は特に気にする必要があります。

 

夫妻宮

名前の通り,配偶者を表す宮ですね。どのような人なのか,容姿は?家庭はどんな感じになるのか?二人の関係性は?といった恋愛に関する部分をよく表します。

ただし,恋愛だった場合別れることもありますし,人によっては三人であったりと多様です。

このような複雑な部分に関してもここを中心的に見ていきます。

 

子女宮

子供との関係性や,家庭運,子供の性別やらを占えます。

加えて,生殖器や性行為についても知ることができます。

子供に関連することと覚えておきましょう

 

財帛宮

いわゆる財運に関係することを知ることができます。

どのくらい稼ぐことができるのか,長期的に財か突発的に稼ぐのか。

ただし,ここが良くても稼ぐための行動をしなければ財運を活かせません。

 

疾厄宮

人生における健康について知ることができます。

どのような病気にかかりやすいか,どの身体の部分が悪いのか…

占いをする側としては判断をすることは控えた方がいいですが,ここを詳しく見れば身体に関することが分かります。

 

遷移宮

外出に関することを知ることができます。

また,コミュ力や家以外の場所に関すること,また「移動」に関することが知れます。

外出先での出来事や外面についても分かります。

 

奴僕宮(交友宮)

自分よりも目下の人に関する関係性を知ることができます。

要するに会社の部下,会社の後輩など社会性に関することです。

また,年下に限らず自分よりも社会的に下の人との力関係等も知れますね。

また,監督やライター,アイドル,水商売の人ならば,自分にあったお客さんや観客,読者も分かったり…

 

官禄宮

仕事運や就職について分かります。

転職や上司部下の関係性,適職等についても知れますね。

上の「奴僕宮」に近いですが,ここは特に仕事に関することに特化しています

 

田宅宮

家に関すること,不動産や母親との関係,家族運,異動に関することも知れます。

まぁ,家に関すること全般についてと覚えておくと良いでしょう。

 

福徳宮

趣味に関すること,精神的にどのような方向性に向かっていくのかが分かります。

また,寿命に関することやどのような嗜好を持つのか,ストレス耐性についても知れます。

 

父母宮

両親や家族から相続するもの,影響や関係性について知ることができます。

田宅宮と似ていますが,あちらは財産など家財に関すること,つまりは物質に関すること,こちらは家庭環境や人格の形成など目に見えづらいことを判断できます。

 

以上12宮の解説でしたが,紫微斗数では各宮をそれぞれ独立してみるのではなく,他の宮との関係性もあるので,「この宮が良いから全てが良い」というわけではありませんが,基本的なことは書きましたので,それぞれの宮を知れば紫微斗数の占いができるようになります。

 

まずはこのそれぞれの宮を頭に入れることを優先しましょう。

次は紫微斗数の星について解説していきます。